ブラックアイスバーンとは?安全運転のための対策は?
冬に雪道を運転するのは、雪に慣れている人でもなかなか難しいことです。
雪の降らない地域に住んでいる人なら、なおさらのことです。
冬道の運転というと、雪の上を走ることだと思いがちですが、
雪の上よりももっと怖いのが氷の上です。
氷の上を運転するのはものすごく滑るので、
初めて運転する人はすごく怖いはずです。
氷がちゃんと氷だとわかる場合はまだいいのですが、
問題は、一見すると氷だとわからない場合です。
それがブラックアイスバーンなのです。
一般的にはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。
そこで、今回は、
- ブラックアイスバーンとは?
- ブラックアイスバーンはスタッドレスタイヤなら大丈夫?
- ブラックアイスバーンの運転の対策は?
これらのことについて見ていきましょう。
ブラックアイスバーンとは?
ブラックアイスバーンとは一体どんな意味なのでしょうか?
そもそも、アイスバーンとは、
ふわふわの雪がつもっているのではなく、
雪が押し固められたつるつるの道路のことです。
雪が固まった道路なので、当然白い道路です。
これがアイスバーンです。圧雪アイスバーンとも呼ばれます。
では、ブラックアイスバーンとは、
”ブラック”というぐらいだからといって黒い雪ではありませんが(笑)、
黒い道路というのは確かです。
黒い道路といってもあまりピンとこないかもしれません。
一見すると普通に濡れているだけに見える道路のことです。
これがブラックアイスバーンです。
(http://yattyanblog02.seesaa.net/article/386039631.htmlより引用)
「雪がなくて、ただ濡れているだけなら危険じゃないでしょ?」
と思うかもしれません。
雪が降る地域は、冬には凍てつく寒さです。
濡れて見えるのは凍っているということなのです。
氷だと気づかずに運転するからブラックアイスバーンは危険なのです。
凍結していることに気がつかないと、
ブレーキをかけても止まれないこともあります。
冬の道路で事故が起きるのはブラックアイスバーンが原因のことはよくあります。
気がつかないけど危険なものがブラックアイスバーンなのです。
ブラックアイスバーンはスタッドレスタイヤなら大丈夫?
では、ブラックアイスバーンを運転するのにスタッドレスタイヤなら大丈夫なのでしょうか?
スタッドレスは冬道を運転する際には必要不可欠なものですが、
絶対に安全かというとそういうわけではありません。
タイヤチェーンも同様です。
冬道を安全に走行するために必要なものではありますが、
装着すれば普段通り運転していてもいいかというとそうではないのです。
こちらを見ればスタッドレスやチェーンだけで安全に運転できるわけではないことが
わかると思います。
ブラックアイスバーンは氷です。
氷の上を走行するのにはスタッドレスタイヤを履けば絶対大丈夫ということではないことを
覚えておいてください。
タイヤチェーンにはこうしたものもあります。
高いものではないので、万が一の時のために、
車に置いておくといいかもしれませんね。
ブラックアイスバーンの運転の対策は?
ブラックアイスバーンの運転の対策として、
- 急ブレーキ
- 急発進
- 急ハンドル
- スピードの出しすぎ
これらを避けることが基本です。
考えてみると当然のことなのですが、
周りに車や人がいない、道がただのアスファルトに見える、
という条件では意外と見落としてしまいがちなのです。
さらに、
- 下り坂はエンジンブレーキを使う
- アクセルは一定
これらを意識することでより安全に運転することができます。
冬道は想像以上に危険だということは覚えておきましょう。