統合失調症とは?症状はここをチェック!
統合失調症という病気をご存知でしょうか?
近年では決して珍しくはない病気です。
症状やどこをチェックすればいいかをみていきます。
統合失調症とは?どんな症状なの?
人間の思考・感情・知覚・行動に大きく影響する精神疾患病のことです。
世の中の1%弱の人が生きている間に発症する病気です。
遺伝要因、環境要因が影響していると考えられています。
急に暴れたりすることがこの病気の症状と思われがちですが、
この病気にかかったからといって、
必ずしも暴れたり大声を上げたりするわけではありません。
過度な妄想をしたり幻覚が見えたりなど、
現実と非現実の境目がぼやけてしまうことがあります。
「陽性症状」と「陰性症状」があり、
それぞれ異なる症状があります。
先ほどの妄想や幻覚といったものは陽性症状です。
この症状が見られると現実への適応が難しくなります。
自分の悪口を言われてる幻聴があったりして、
物事に集中できないなども陽性症状であり、
特徴的な統合失調症であると言えます。
また、感情の起伏が乏しい、意欲がない、などは陰性症状です。
陰性症状は陽性症状と比べて目立ちにくいです。
ですが、社会的機能を回復して、
現実に対応するまでに問題になりやすい症状です。
孤独な環境など環境的要因も陰性症状の悪化に影響するので、
周囲の理解、サポートは回復への過程で重要な要素となります。
統合失調症かはここをチェック!
次の中で当てはまるものにチェックを入れてみてください。
- 人の話が理解できないし、自分の話が相手に伝わらないことがよくある。
- 姿が見えない誰かが自分に話しかける声が聞こえる。
- 傷つけられたり殺されたりするという恐怖を大いに感じる。
- 「楽しい」「嬉しい」「心地よい」などと感じなくなった。
- いつも誰かに自分の悪口を言われているように感じる。
- 他人と話すのが苦痛で、話したくない。
- 何かをする気力がなく、一日中寝ていたいと思うことがよくある。
- 自分の声を誰かに盗聴されたり、尾行されていると感じる。
- ひとり言が以前より増えた。
- 人の視線がいつも気になる。
- 1つのことに集中したり、急な判断ができなくない。
- 生きていて楽しみがない。
2つ以上当てはまる場合、統合失調症の可能性があります。
医療機関に相談することをおすすめします。